【シェア畑体験レポート①】農場見学&収穫体験・はじめての植え付け編
【シェア畑体験レポート②】トラブル発生!? はじめての収穫編
【シェア畑体験レポート③】いよいよ収穫最盛期!採れたて夏野菜BBQ編
悲劇の序章
7月も中旬に入って、ホントのホントに夏本番です。
くそ暑いです。
せっかく塗った日焼け止めもあっという間に流れ落ちていきます。
そんなくそ暑い中、畑に行くとこれです。
そう、森です。
しんどーい。
ここまで育ってくると茎や葉っぱが大きくなってるので、肝心の野菜にたどり着くのにめちゃくちゃ時間がかかります。
反対側にまわってみると…
詰め込みすぎ。
欲張って詰め込んでキャパ越えちゃってます。
どこからどこまでがトマトなのかわかりません。
そこで考えました。
ということで大掃除しました。
どうですか?
だいぶすっきりしましたよね。
幸いトマトもちょっと寝そべっていただけで無事でした。
かぼちゃは大胆にカットしてみました。
これでどこになにがあるのかもよく見えるようになりましたね。
うむ。
グッジョブ。
ついに悲劇…
翌週。
大掃除をして風通しも日当りも良くなったし、きっとのびのびイキイキ育ってるんだろうなぁーと期待して畑に向かいました。
やっちまいました。
お元気どころか枯れてました。
よかれと思ってしたことが最悪の事態を招きました。
まさかアイツとの別れがこんな形で訪れるなんて・・・
手のかかるヤツでした。
でもだからこそ一番気にかけていました・・・
バカやろう!
大バカやろう!!
おれ!!
こんな日は、大好きなビールを飲むのはやめておこう。
と思ったけど、飲みました。
だって夏だもの。
ひとつ救いがあったとすれば、小田急線で畑に向かっていたメンバーのひとりが成城学園前駅を通過する快速急行に乗車し、新百合ケ丘まで不本意な小旅行をして大幅に遅刻してきたことです。
おかげでこの大失態を責められずに済みました。
この時期の収穫野菜たち
悲しみに暮れながらカボチャに別れを告げ(ウソこけ)、その悲しみを埋めるように新たな野菜を植えました。
空芯菜とモロヘイヤです。
どちらも成長が早いので、1ヶ月もかからず収穫できると農園アドバイザーのお姉さんにオススメされたからです。
相変わらずオクラはオバケ化してしまっています。
しかもこれ1,2個しか実がつかないんです。
なのに行くたびにオバケなんです。
まともに食べられたものはほぼなかったと思います。
ズッキーニも終盤を迎えたからか、成長のスピードが遅くなってきました。
ちょうどいいサイズで収穫できることも増えました。
そして花が咲きました。
この花が料理に使われたりもしますよね。
食べられるのかな?食べなかったけど。
夏野菜終盤を迎えたこの時期の収穫野菜はこちら。
- 花付きズッキーニ
- ししとう
- ピーマン
- ナス
- 金時草
- 大葉
- 坊っちゃんカボチャ
- 空芯菜
- モロヘイヤ
- おばけオクラ
最後の最後の悲劇
そんなこんなで8月下旬。
夏野菜の時期もそろそろ終わりです。
そんなある日。
たしか金曜日だったと思います。
相変わらず暑いなーって思ってたらとんでもない雨が降ってきました。
バケツをひっくり返したような。
傘に雨粒が跳ねる音を気に入ってトトロがジャンプしたときのような。
(わかる?)
とにかくとんでもない雨。
いわゆるゲリラ豪雨ってやつです。
風もすごかった。
でも私は
って、自分たちの作業ができるかどうかってことしか考えてませんでした。
翌日、畑に行ってみたら驚きの光景。
ここでやっと、前日のゲリラ豪雨の仕業だと気付きました。
おそるおそる自分たちの畑を見ると
ドキドキ…
いやぁぁああーーー!!!
まじで最悪の事態が起きました。
大掃除をして風通しが良くなっていたことがさらなる悲劇を生んでしまいました。
たくさんの風と雨を受けて野菜たちが寝そべるにはもってこいのスペースを作り出してしまいました。
数週間前に自身の重みに耐えきれなくなって寝そべっていたトマトが見事になぎ倒されています。
これはさすがにホントにショックでした。
実は、畑全体が森のように成長していたので、畑中央に植え付けていたトマトは風通しや日当りが悪く、あまり収穫できていませんでした。
大掃除をして、これでトマトも元気に育つはずさ!って思った矢先の悲劇襲来。ガッテム。
起こしてみましたが、完全に枝が折れてしまっていました。
グッバイ、サマー
前週の悲劇を引きずりながら迎えた8月最終週。
最後の収穫に向かいました。
勘のいい方はお気付きだったかもしれませんが、私たちのシェア畑は夏限定のもので、夏野菜の収穫が終わる8月までの契約だったんです!
てってれ〜
ひと夏の経験ってやつですね。(急にエロい感じ)
なので、8月最終週のこの日。
最後の収穫をして畑をまっさらな状態にもどさなければいけなかったんです。
根こそぎ抜いてやりました。
見事にまっさらな状態になりました。
まとめ
たったの4ヶ月で、後半は悲劇の連続でしたが、トータルするとすごーーーーく楽しかったです。
ただ、しんどいこともありました。
ひとつは、毎週の休みのうち1日が確実につぶれてしまうこと。
しかも雨予報だったりすると、どうにか予定を調整して晴れてる時間に畑に行かなければならない。
これがなかなかしんどい。
でも私たちは友人同士で協力し合えたので、その大変さも半減できたかなーとは思います。
機会があればまたやってみたいなーとは思いますが、正直ちょっとお高いです。
だって成城だもの。
世田谷だもの。
大人の趣味って感じですかね。
でもなかなか経験できないことですし、なにより自分で作った野菜はホントに美味しい。
ズッキーニは一生分食べたんじゃないかなと思います。
この記事を読んで少しでも興味をもっていただいた方はぜひやってみてほしいです。
農園アドバイサーの方が親身にフォローしてくれますので、初心者でもたくさん収穫できますよ!
最後にこの4ヶ月の経験から学んだポイントをまとめときますので、参考にしてみてくださいねー
- 週イチは畑のために時間をとる。
- 欲張って野菜を詰め込むと悲劇を招く。
- 都心の畑の利用料はそこそこする。
- 収穫最盛期のレタスは1週間では食べきれない。
- ズッキーニとオクラの成長スピードをナメるな。
- かぼちゃは手がかかるけどカワイイ。
- ゲリラ豪雨が来たら覚悟しろ。
- 快速急行は成城学園前には停まらない。
勘違いしてほしくないのは、私たちが悲劇に見舞われたのは完全に自業自得だということです。
シェア畑が悪いわけではありません。
初心者のくせに貧乏根性を丸出しにして野菜を詰め込んでうまく管理できなかったからです。
本格的に畑で野菜作りなんてなかなか経験できることじゃないので、少しでも興味をもっていただけたのなら、ぜひやってみてください!
ゼロから全部自分たちでやるのは想像もつかないくらい大変ですが、シェア畑なら自分たちのできない範囲のことは農場の方がフォローしてくれます。
それこそ私みたいにひと夏だけのお試し!なんてこともできますしね。
利用料は畑によって違うみたいなので、まずはお近くの農園を見学してみてください!
お金と時間に余裕が持てたらぜひやってみてください!
みなさんには私のような悲劇が起こらないことを願っています!
それでは、また〜
ムズムズ度 ★ ★ ★ ★ ★ ★