友人からの突然の誘い
さかのぼること約1年前。
手ぶらで行けるサポート付き貸し農園【シェア畑】
すべてはこの一通のLINEから始まりました。
実は私、自宅のせまーいベランダでプチ家庭菜園をやってたことがあるんです。
100均のちっちゃいプランターでししとうとナスを育ててました。
それもこの友人が引っ越し祝いだって言って勝手に植えつけていったやつなんですけど。
こんなかんじ。
すげープチ。
でもこれがやってみるとおもしろくて。
日々の成長がうれしくて、実がついたりするとインスタにあげたりなんかして。
見るたびに大きくなっているので、自宅に帰るのが楽しみになってました。
まるで我が子のよう。
いい子だねぇ~
お水いっぱいあげようね~
おいちいかな~
よーしよしよしよしよし
ってね。
そんなかんじで過剰に愛情をかけつづけたら、こんなに大きくなりました。
ちょっとした森のようですね!(言い過ぎ)
コンクリートジャングルTOKYOの狭いベランダ。
しかも室外機の上っていう恵まれない環境でも、たくましく育つもんですねー
収穫したししとうは、串揚げパーティーをして食べました。
いや~おいしかった~
そんなかんじで野菜作りを楽しんでるのを見て、次は畑だ!と誘ってくれたわけです。
もちろん返事は
です。
まずは見学に行ってみようということになりました。
レッツ農場見学!
4月下旬ごろ。農場見学に出かけました。
シェア畑は全国に65ヶ所。東京都内だけでも23ヶ所あります。
自宅からのアクセスを考えて、今回は『アグリス成城』に行ってみることに。
場所は小田急線の成城学園前駅から徒歩1分で、西口の改札を出るとすぐ見えました。
身支度をして、いざ農場へ!
貸しロッカー(100円玉返却式)もありますし、貸し長靴もあるので、ほんと手ぶらで行けます。
農場は、思っていた以上に広いです。
そしてキレイ。
さらにオシャレ。
地面は芝生と板張り。
キレイに区画が整理されてます。
さすが成城~
リッチピープル~
ほら、見てくださいよ。
ちきしょー
もっと魅力的に写るスポットがあったはずなんですけど、こんな写真しかありませんでした。
すみません。
ほんと自分の撮影センスのなさに腹が立ちます。
シェア畑サイトには魅力的な写真が掲載されてますので、ぜひそちらをご覧ください。
『アグリス成城』で検索してみてください。
よくばり収穫体験
たくさんある区画のいくつかは農場が旬の野菜を植え付けていて、私たちみたいに見学に来た人にプチ収穫体験をさせてくれます。
私たちのときは、ラディッシュと小松菜でした。
収穫した野菜は持ち帰り自由です。
イェーイ
ラッキー
ってことでよくばってたくさん収穫しました。
無料見学しただけなのに野菜までもらえて、完全にテンションが上がってしまいました。
申込決定。
プチ収穫体験で見事にクロージングされてしまいました。
そのまま申し込みをして、この日は帰宅。
どんな野菜を育てようかな
畑の利用は5月の頭からにしました。
作業初日までに、事前にもらった「おすすめ野菜の一覧表」と「おすすめレイアウト表」をもとに、どんな野菜を植えつけるかを決めていくことになりました。
今回のシェア畑は4人共同でやることにしたので、自分たちなりのルールを作って植え付けプランを決めました。
- スーパーで格安で買えるようなものは避けよう
- 1人1個は自分の育てたい野菜を入れよう
- できたらテンションあがるものにしよう
- せっかくだからいろんな野菜を育てよう
そして迎えた作業初日。
希望だけを詰め込んだプランを菜園アドバイザーに見てもらいました。
笑顔でバッサリとアドバイスをいただきました。
ありがとうございます。
これをもとに再検討して、やっとこさプランが固まりました。
だいぶ詰め込みました。
貧乏根性が出まくってます。
少しの隙間も無駄にせず、これでもかってくらいにいろんな野菜を詰め込んだプランです。
いよいよ農作業開始!
初日は、農作業に入る前に、野菜作りに関する勉強会と施設の使い方なんかをレクチャーしてくれるオリエンテーションがあります。
苗の植え方や支柱の立て方など、いろんなことを教えてくれます。
座学なので睡魔との戦いになりますが、寝ないでしっかり聞きましょう。
私たちのグループは4名中2名が戦いに敗れました。
あーあ。
よく眠ったあとは、いよいよ農園での作業開始です!
この日はちょうどプロの農家の方がアドバイザーとして来園している日でした。
通称「先生」。
すごく優しいおじいちゃんです。
積み重ねてきた経験や知識が違うこともありますが、ほんとに温厚で優しい方なので、聞くとなんでも答えてくれます。
あまりにも優しいから実のおじいちゃんなんじゃないかと錯覚するくらい。(言い過ぎ)
実際にお手本を見せながら教えてくれます。
そんな優しいおじいちゃんをしばらく独占する形で頼りまくった結果、無事に植え付け作業が完了しました。
イェイ イェーイ
植え付けが終わったら、畑の奥深くまで水が浸透するように水たまりができるくらいたっぷり水をまいて、畑にも苗にもたっぷり水を吸わせます。
ナスやトマトなどには支柱をつけて、風に負けないように不織布で囲います。
不織布とは、マスクにもよく使われている布で、適度に風を通しながら、植えたばかりのひょろひょろの苗が風でなぎ倒されるのを防いでくれます。
これで初日の作業は終了です。
あっという間でした。
お疲れ様でした〜
初日で植え付けできたのはコチラ
- トマト
- なす
- ズッキーニ
- ピーマン
- ししとう
- 枝豆
- つるなしインゲン
- とうもろこし
- かぼちゃ
- リーフレタス
- ロメインレタス
- 金時草
- 大葉
- オクラ
- 九条ネギ
- 春菊
多いな!!
って思いました?
そうなんです。多いんです。
なぜなら、事前に決めたプランにないものまで植えたからです。
っていう、ノリ。
こわいですねー。
まだ苗の状態なのに、余裕あるねとか言っちゃってるんです。
初心者のくせに。
まあ、もちろん先生にも相談しましたけど。
どんなアドバイスをもらったかまでは覚えてません。
この選択があとあと自分たちを苦しめることに・・・
つづく。
次回予告
今後は週に1回、水やりと草取り、支柱の付け替えなんかをしながら成長を見守っていきます。
- ちゃんと毎週通えるのか!?
- 初心者だけでちゃんと育てられるのか!?
- そして無事に収穫できるのか!?
- 詰め込みまくった畑の行く末は!?
などなど、ムズムズするお話はまだまだあります。
畑で野菜を作ってみたい!と思ったアナタへ
やっと植え付けを終えたばかりでまだなんの収穫もできてない状況のこの体験レポートを読んで、早くも自分もやってみたい!とムズムズしちゃった方、いらっしゃいます?
そんな方は、野菜作りに向いてます。
すぐやるべきです。
まず見学に行ってみましょー!
シェア畑は全国にあるので、あなたのおウチの近くにもあるかもしれませんよ。
それでは、また~
ムズムズ度 ★ ★ ★ ★